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フィルター掃除機能付きエアコン

今日は施工事例ではなく、エアコンのフィルター掃除機能付きの物に関してのブログです。

普段、エアコンクリーニングでお客様の所を回ってると「フィルター掃除機能って意味はあるんですか?」と、ちょこちょこ聞かれます。

買う時は店員さんに「10年間、何もしなくてもいい」と言われたのに、通風口の中を覗いてみると「カビだらけでビックリしたので、クリーニングを頼んだんです」このような内容の会話は、本当に今まで何度も聞いて来ています。

こちらのブログをご覧頂いている方は、恐らくエアコンクリーニングに興味があったり、エアコンの買い替えをお考えの方が多いと思います。

こういった内容のブログは普段、問い合わせをしたり、色々教えて頂く事もあるメーカーさん達にとっては、あまりいい顔をされないかもしれませんが、こちらのブログを読んでくれている皆さんが「買うんじゃなかった」と後悔しない為にも書いてみようと思います。

あくまで個人的な意見にはなりますが、今まで少なくとも千台以上のエアコンを分解クリーニングして来て思うのは「全く意味がないとまでは言わないけど、デメリットの方が多い」というが現時点での結論です。

買い替えをお考え中の方や、今まで掃除機能付きのエアコンを使ったことがない方の為に説明すると、フィルター掃除機能付きと言っても色々種類があります。

まずフィルターの掃除ですが、

1.フィルターの前をブラシが行き来して、埃を落とす物。

2.ブラシの前をフィルターが回って、埃を落すもの。

この2種類になります。

では、何故一見便利そうなこの機能がデメリットが多いと言うかですが、

上記の2種とも、結局ブラシが撫でるだけなので、人間が掃除するのと違い埃は残っていくんですね。

フィルターにしても柔らかい素材なので、真っ直ぐではなく多少の歪みがあったりもするので、綺麗にブラシが当たらない場所が出てくる訳です。

また、「寝室等は掃除機能なしのエアコンだけど、LDKだけは掃除機能付きを使ってる」というお客様が凄く多いんですが、エアコンって空気を吸って、出す機械です。

そしてLDKは火や油を使う場所です。料理中、気化した油はエアコンに吸い寄せられていくんです。それもフィルターに。

なのでLDKのエアコンのフィルターは素手で触ると、べたつきがある事が多いです。

当然、埃も付きやすくなるし、例えばキッチン周りの油汚れを乾いたブラシで撫でてみても、綺麗には取れませんね(機種によっては、説明書に「年に一度はフィルターを外して洗いましょう」と書いてあります)。

油汚れと落ちない埃で、どんどんフィルターの目が詰まっていきます。それによって、湿気が籠りやすくなりカビが発生しやすくなります。

ちょっと長くなりそうなので、何回かに分けますね。

次回は

1.フィルターから落とした埃を自動的に外に捨てる物。

2.フィルターから落とした埃を、内部にあるダストボックスに溜めて使用者様が捨てる物。

という2種類もあるので、そちらに触れてみようと思います。